クレジットカードで浪費が減る人、増える人
我が家は、クレジットカードの使いすぎで、ヤバい家計状況になりました。
なので、今は「現金」中心での管理にしていて、「クレジットカードは極力使わない」という方針が良いと考えてます。
(とはいえ、まったく使わないわけじゃないです。そのへんは利便性も考慮しながらバランスよく。)
いわゆる「現金主義」ですが、その「真逆」のことを言っている記事を見つけました。
なんと「クレジットカードを使うことで浪費が減った」とのこと。
astudyinscarlet.hatenablog.com
その「考え方」は、「たしかに一理ある。なるほどなー」だったので、ここに我が家の考え方との対比を書いていきます。
クレジットカードを、使わない方がいいのか、使った方がいいのか、「どっちなんよ?!」と思った方は、その判断材料になるかと思います。
クレジットカードのほうが「お金を使った」実感がある?
一般的には、クレジットカードは「お金を使っている感覚が薄れる」といいますが、この方はカードのほうが「お金を使った」ということを実感させられる、と。
えー、なんでー?そんなことないよーと思いましたが、その理由を聞いて納得。
現金の場合は使ったら、その場で使って終わりで、お金を使ったと実感するタイミングが1度ですが、
カードの場合は、使った後も「利用明細のメール」が来たり、その後に「引き落としの明細」を確認することで、何度も「お金を使ったこと」を再認識させられる、ということで、
id:astudyinscarletさんの考え方は、「後日、利用明細を見たときに後悔して、自己嫌悪に陥るような買い物(一時的な快楽のためのムダ遣い)はしない」というもの。
なーるほど、たしかに、ワタクシ、利用明細を見て、後悔してました。。
「なんで、こんなに引き落としが多いんだ、、なんだこの買い物は?!あぁ、、アレか、、アレとアレとアレかぁ、、」と。。
そんな気分になりたくないから「利用明細を汚さない」という考え方になり、結果、浪費が抑えられている、とのこと。
なるほど。確かにその方が、心穏やかに生きていけそうです。
この記事を読んだ時、最初は、あまりにも自分と違う意外性のある内容で、そんな発想をしている人がいることに驚きましたが、(そして、ムリ...と思った...)
ミニマリストの思考がしっかりと自分の中に根付いている方なら、これが持続できるんだろうなぁと妙に納得してしまいました。(少しの憧れも抱きながら)
ただこの方と自分の違いとしては、カードの明細を見て後悔をしながらも、その後悔を補うように、
「まぁ楽しかったしいいかなとか、おいしかったしいいかなとか」そういう風に思ってしまうので、後悔が長続きしません。。(まったく残念な思考回路だ...)
自己正当化をすることで自分がやってしまった行動への後悔を、少しでも減らそうとしているのかもしれません。(ということは後悔を長くキープするようにしたほうがいいのかな。うーーん、それツラいっすね。)
クレジットカードで浪費が「減る人」と「増える人」の違い
で、クレジットカードを使うことで浪費が減るのか?増えるのか?どっちなんよ?!
これは、今の思考回路の段階によりますよねー。
id:astudyinscarletさんのように、クレジットカードの明細を見て、享楽的なお金の使い方をしてしまう自分を恥じて後悔して、その後悔が長続きして、利用明細に無駄な項目が並ばないようにしたいと思えるような思考回路を持っている段階なら、
クレジットカードを使うことでキャッシュレスになり、持ち物少なめのミニマリストになれるでしょう。
後悔する時間が少なくなるということは、気分のいい時間が長くキープできるので、気持ちのブレも少なく、精神的な安定を得られるんだろうなー。
が、しかし、そんな人は少ないはず!たぶん!
我が家のような一般ピーポーで、Noストイックなユルめの思考回路だと、
「お金がないのに」カードを使ってしまって、月末に利用明細を見て「あーなんでこんなに使ってるんだろうね。来月はなんとかしたいね」と夫婦で後悔していたにもかかわらず、
翌月も月の後半になってくると、後悔が記憶のかなたに飛んでいき、先月とそんなに変わらない使い方をして、お金が足らないから、またカードを使って、(オイオイ...)
カードを使ってるから「視覚的にお金が減ったことを認識できないために、まだお金があると思ってしまう」という残念なスペックの脳ミソであるがゆえに、また月末に利用明細をスマホで見て後悔しているというコントのようなことを繰り返してしまうアホ夫婦、、
id:astudyinscarletさんは、カードを使うほうが「お金を使った実感」を得る機会が多いので浪費が抑えられるとのことでしたが、我が家のような残念なスペックに同意いただける方々は、
「あれ〜、そんなに使ったつもりがないのに、お財布の中身が少ないよぉ〜」という視覚的な「お金を使った実感」を得るほうが浪費が抑えられることになるはず。
なのでミニマリストに憧れながらも、まだその領域に達していない一般ピーポーの方々は「クレジットカードは使わない」と決めて、使わないことに慣れるのが先決ですね。
ちなみにウチも、ある時期「カードのほうがコンビニとかでも、小銭でまごつかないし、サクッと払えてスマートで、使った履歴も残るし、いいよね〜」なんてキャッシュレススマートファミリーぶっていましたが、結果は、使いすぎ隠れ貧困ファミリーに突入でした。。
我が家は、あるタイミングから「カード使わないルール」にして、同時に家計の管理方法を変えたことで、隠れ貧困からの卒業へと歩んでいくことができました。(無事戻ってこれて、ヨカッタ...)
我が家のような、クレジットカードだと「お金を使ってる感覚が薄れて」しまって、自分が持っている範囲以上に、お金を使いすぎてしまう、とても
一般的な人種の方は、
まずはその「欲望のかわし方」を習得する必要があるので、「カードを使って浪費を防ぐ」なんていう自分に都合の良い言い訳を取りいれちゃダメですね。
ちなみに、我慢して我慢して欲望を抑えようとすると、結局、長続きしないし、どっかでドカーンと欲望爆発しちゃいます。(我が家は、そんなこと、よくありました、、もう気にせず外食で美味しいもの食べちゃえとか、、)
で、爆発しちゃうと、すんごい散財しちゃうとか、節約なんてどうでもいいやーって使いまくってちゃうとか。コレ、最悪のパターンですね。。(何度やっちまったことか...)
やっぱりムリな節約は続かないので、「あんまり我慢しないで長続きする方法って、なんかないかなー」的に考えてみると良いですよ。そのへんの話は、またこんど〜。